日本には公営ギャンブルとして競馬や競艇、競輪などが合法的に運営されていますが、同じギャンブルでもオンラインカジノとは、その成り立ちや特徴が全然違います。
それぞれ同じギャンブルなのに、なぜこれほどまでに違うのか？
ここでは、オンラインカジノと公営ギャンブルの根本的な違いや特徴まとめてみたので、ぜひギャンブル選びの参考にしてください。
それぞれ違いや特徴を知ることで、安全にギャンブルを楽しむことにことにも繋がるので、最近オンラインカジノを始めた方は、ぜひ一読してみてください。
胴元の成り立ちや目的が違う
オンラインカジノは海外を拠点とする民間企業によって運営されていますが、日本の公営ギャンブルは国や地方公共団体が運営しています。
オンラインカジノが企業の利益を追求するためにビジネスとして運営しているのに対し、公営ギャンブルの場合は、その収益を公共事業や復興活動など公的な目的の財源として使っています。
表面上はどちらもギャンブルで、お金をベットするという遊び方は一緒ですが、それぞれプレイヤーから得た収益を、オンラインカジノは企業の発展や従業員のために使われるのに対し、公営ギャンブルのほうは、公共事業など公益のために使われるという違いがあります。
プレイヤーはあまり意識する必要はありませんが、どちらも成り立ちや目的が根本的に違うため、ギャンブルの性質にも違いが浮き彫りとなっているのです。
オンラインカジノは法的にグレーゾーン
公営ギャンブルはその名の通り、公的な国や地方公共団体が運営しているので完全に合法で、それぞれの競技の法整備も完璧で、誰が遊んでも違法性を問われることはありません。
一方、オンラインカジノに関しての法整備は進んでいないため、違法性を疑って遊ぶことを避ける方も少なくないようです。
恐らく混同して考えている方もいるかもしれません、いわゆるインカジや裏カジノなどと呼ばれる店舗型の違法カジノとオンラインカジノは違います。
裏カジノは日本国内で営業しているので違法ですが、オンラインカジノは海外に拠点があり取締りの対象にはなりません。
日本の現在の法律では、オンラインカジノを規制する法律はなく、違法ではありませんが明確に合法というわけでもありません。
つまりオンラインカジノの扱いはグレーゾンという扱いですが、日本国内で遊ぶだけなら問題ありません。
しかしグレーゾーンとして扱われるのは、海外を拠点するオンラインカジノだけで、もし日本国内に拠点があれば、インカジや裏カジノと同じく違法となり摘発の対象となります。
ペイアウト率が圧倒的に高いオンラインカジノ
オンラインカジノと公営ギャンブルのペイアウト率を比べると、オンラインカジノの方が圧倒的に高く、勝ちやすいことが分かります。
ペイアウト率というのは、プレイヤーが賭けた金額のうちどの程度が払い戻されるかという、いわゆる勝ちやすさを示す指標で、100％に近いほど負けにくく勝ちやすくなります。
公営ギャンブルの場合、ジャンルや投票券によっても差が出てきますが、大まかなペイアウト率は70～75%の間と言われており、仮に10,000円賭けるとプレイヤーには7,000～7,500円が平均で戻ってくるという具合です。
一方、オンラインカジノのペイアウト率は、95～99%と公営ギャンブルとは比べものにならないほどの高さであり、これが日本国内でも人気を集める理由でもあります。
平等性でもオンラインカジノが有利
本来、ギャンブルはすべてのプレイヤーに平等なチャンスを与えてこそ盛り上がるものですが、公営ギャンブルの場合はそうでない場合が多いようです。
例えば公営ギャンブルの競馬や競輪などは、過去のレース結果や最近の馬や選手の調子など幅広いデータを活用しないと勝つことは難しく、経験のない初心者は不利な状況に置かれてしまいます。
一方、オンラインカジノの場合は、ほとんどすべてのゲームの結果は、乱数発生装置によってランダムに出るようになっているので、上級者も初心者も勝つ確率は同じで常に公平なチャンスが与えられています。
また公営ギャンブルは、みなさんもご存知のように、八百長や出来レースのような疑惑が絶えず、実際に逮捕者が出たこともあります。
オンラインカジノはイカサマとは無縁で、プレイヤーも胴元である運営も平等な立場であり、誰でも公平なチャンスの元でギャンブルを楽しむことができます。
一攫千金の確率はオンラインカジノが高い
公営ギャンブルで数千万円や数億円という巨額の勝利金を得ている方もいて、たまに話題になりますが、このような一獲千金の確率はとても低いのが現実です。
しかしオンラインカジノの高いペイアウト率を利用すれば、数十万や数百万円を得られるチャンスは、公共ギャンブルと比べて遥かに多くなります。
また過去には、日本人が14億円の勝利金をゲットして話題となったこともあります。
このような超高額のジャックポットは、まさに一生お目にかかれるかどうかの確率ですが、数百万円の額の勝利金は世界中でプレイされているオンラインカジノなら日常茶飯事です。
まとめ
オンラインカジノと公営ギャンブルの根本的な違いや特徴まとめてみましたが、ギャンブル選びの参考になったでしょうか？
日本国内では完全に合法の公営ギャンブルに対し、オンラインカジノは法整備されておらずグレーゾーンです。
ですがオンラインカジノは日本国内で遊ぶだけなら、なんら問題はないので安心して楽しむことができます。
またペイアウト率から見ても、公共ギャンブルよりもオンラインカジノのほうが勝ちやすいのは明白です。
分析や予測などを楽しみたい方は公営ギャンブルでも良いですが、あくまでもギャンブルで勝つことを目的とするのなら、圧倒的にオンラインカジノが有利です。